ロンドンバス貯金箱

ロンドンで購入したキャラメルの缶は貯金箱であった。

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購入したのは一昨年前のことである。間もなく2年経過というところで、貯金箱が満杯となった。

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すべて500円硬貨。

さっそく数えてみる。

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400枚と4枚、20万円とんで2千円。202000。

2020年にふさわしい幕開けとなった。

深夜オフィスの怪

先日、仕事上のトラブルの対応で、オフィスで夜を明かした。たった一人で。


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深夜のオフィスは昼間の喧騒とはうって変わってしーんと静まり返っている。電話もならなければ、話し声一つ聞こえない。

このオフィスビルには喫煙所は1階にしかない。私がいるのは高層階にいるのでときどきエレベーターで降りて行かないといけない。その日はエレベーターでも喫煙所でも誰ともすれ違わなかった。ひょっとすると今この時、このオフィスビルには私は一人しかないのかも、と思う。

深夜の3時を少し回ったころのことである。喫煙所でタバコを吸って席にもどろうとしたのだが、1階まで降りてきたついでにトイレに行ってみようと思った。1階には大きなレストランがあってその入り口に確かトイレがあったことを思い出したからだ。

レストランフロアを見るとそこは薄暗く誰もいない。トイレへと向かって足を踏み入れた途端、動きを検知してトイレの蛍光灯が点灯した。中に入る。シーンとしている。そこで大用の個室を見る。5つ並んだ個室の扉はすべてしまっている。個室の前を歩いて鍵を見て驚いた。5つの個室の鍵はすべて赤色、つまりすべて使用中だったのだ。

しかし、何の物音もしない。人のいる気配も感じない。私は思わず咳払いしてみる。それでも反応はない。偶然こういうこともあるのか、と私は小用を達しながら考えていたが、突然大事なことを忘れていたことに気が付いた。

私がここに入るついさっきまでここは真っ暗だったはずだ・・・

私は背筋が凍りつくような寒気を感じてトイレを飛び出した。自分の席に駆け戻ると荷物をまとめて逃げるようにしてオフィスを後にした。

おてんばジュリエット

赤いスウェットに着替えて
バルコニーから抜け出すの
遠い街の灯が私を呼んでるわ

息が詰まるよなパーティ
おしゃれな会話にもうんざり
新しい風をいつも感じていたい

わたし、おてんばジュリエット
重いドレスを脱ぎ捨てて

自由のつばさをひろげて
気ままに生きてゆきたい
なんでも自分の目で確かめて


誰かに敷かれたレールで
運ばれていくのはいやよ
自分で決めるの

わたしは夜も飛び越える
おてんばジュリエット


今頃ママはあわててる
パパは行方を捜してる
大丈夫よ、心配しないで

素直なよい子でいるより
素敵なレディになりたい
ほんのちょっぴり冒険したいの

わたし、おてんばジュリエット
ガラスの靴も脱ぎ捨てて

星降る夜の砂浜を

裸足で駆け出したいのよ
未来が私を待っている予感

誰かが書いたシナリオに
流されていくのはいやよ
自分で決めるの

わたしは夜も飛び越える
おてんばジュリエット

無性に腹立たしい。

この案内をみて無性に腹立たしさを禁じ得なかった。

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どこがか。

期間が2年間しかないことか?

違う。


女子だけが優遇されているからか?

違う。

支給額が3万円と小さいことか?

全然、違う。


「支援」という名目で額が3万円という点だ。私の学生時代のアパート代が2万円だったからだ。ある年、大家がこれを2万1千円に値上げすると言い出し、文句を言って2万5百円にしてもらったことを思い出したからだ。