柿の木のある家'19
今年は天候不順から柿は不作であった。
夏の日照時間が少なすぎたのだ。例年ならば200個ほどのはずが今年は50個程度。20個だけを持ち帰った。
We're Drinking!
ホテルの窓の影が寄り添う頃
夜にあぶれた男たちがMoney
闇にばらまく
この世は一度だけと
すぐ決めてかかる
女が夢を嘘で嘘で嘘で包む
いつの日か償いの嵐が来て
何もかもこなごなにすればいい
We're Drinking We're Drinking
思い出たどるほどの余裕もない
まして明日を口にすればCrazy
笑われるだけ
お前にわかる事はこの胸の痛み
教えてくれる生きて生きて生きているよと
悲しみが喜びに溶けて消える
街中のサイレンは子守唄
We're Drinking We're Drinking
Are you Drinking? We're Drinking!
試練
先日、バスに乗って後方の座席に座っているとすぐ前の座席に母親と小さな子供が座っていた。子供は「とまります」のボタンをいたずらに押したがろうとしていたがそれを母親が静止していた。子供心にボタンを押すとチャイムがなって赤く光るのが楽しそうに見えるのだろう。
二人はどうも終点まで乗るらしく母親は「最後になったら押していいから」と子供に言っていた。
やがて終点に近づいた。母親が子供にボタンを押してもいいよ、といった。私はばれないように注意しながら間髪をいれずに先にボタンを押した。皮肉なことにボタンは指を伸ばそうとした子どもの目の前で赤くなった。子供は泣きだした。
世の中には信じられないことをする人たちがいる。それを教えてあげたのだ。子供よ、強く生きていくがいい。