2019-09-08から1日間の記事一覧

夜汽車

憂いを残して夜汽車は南へ走る時の流れとすれ違うように走る静けさが今友達ならだまって窓にもたれようどこかで目覚めたばかりの赤ん坊の声がよく響くそのけたたましいほどの泣き声を誰も憎むことはできない人生が繰り返すものならまたいつか君と出会うだろ…

あっくんと煙突

国語の授業中のことだ。みんなで詩をかいてみることになった。そこであっくんが書いた詩はこんなだった。 いつも煙をはいてる煙突 たまには煙をすってみろうん、素敵だ。あっくんの家は銭湯だったから煙突はなじみが深かったのだろう。 理科の授業中のことだ…

野球狂の詩('77)